指導方針

まず、大前提ですが、「やる気」がないと話しになりません。
それと、医学部や難関大学となると、普通にしていたら受験までの時間が圧倒的に足らないという現実に気づいてください。特に医学部の場合、2浪までで入れたら上々という現実があります。それを縮めるのですから並大抵ではありません。

そのうえでですが、まずなんと言っても基礎力の養成をしっかり行なうということです。
数学ならチャートレベル、理科ならセミナーから重要問題集Aレベルくらいです。そのとき、重要なのは基礎原理や法則からしっかり組み立てること、解き方の暗記に頼らないようにすることです。ここがしっかりしていれば共通テストも十分乗り越えていけます。暗記なら語学系のほうに使って下さい。
で、条件は高校2年生の終了時に理数をひととおり終わらせておくこと、これがないと浪人生に勝てません。ただでさえ浪人生に比べて学習時間が少ないのですから、彼らと戦うには必要最低限の条件になります。

そのうえで、受験学年では標準問題を固め、また単科医大や難関大学系を志望の方は難易度の高い問題にも当たっていきます。綜合系の大学を志望の方は、コケない方法を学んでいきます。1つの問題に対して複数のアプローチを行えるようにすること、検算の取り方等です。
夏から秋にかけて志望校の過去問にあたってもらいます。それで傾向をつかみます。
11月後半以降になると共通テスト対策と私大対策に入っていきます。
そして最後は答案作成、これがなかなかみなさんできないので、当たり前のことを当たり前に書く練習を行います。こればかりは人の目を介しないと自分だけでやるのは危険です。

このようにして、受験に臨んでいっていただければと思います。